2016-10-19(水) [ 産地視察報告 ] 

– 東ティモール訪問記 006 –
 
 
東ティモールの宗教事情について。 
 
東ティモールの国民はほとんどがカトリック教徒です。
 
旧宗主国のポルトガルの影響もありますが、
カトリックが一気に浸透したのはインドネシア統治時代のようです。
 
インドネシアは国策として5つの唯一神宗教から一つを選んで信仰しなければならないという事になっています。
 
そのインドネシアに統治された1970年代に選択を迫られたため、
一気にカトリック教徒が増えました。
 
ただその宗教観はとても珍しく、
現在ではカトリックと現地の土着宗教が個々人の中で共存しているそうです。
 
日本の「神様仏さま」とは少し異なり、
どちらも同時に真剣に信仰しているとのこと。
 
村に滞在中も「キリストの心臓」が隣村から届けられる大事な行事があったり、
集落ごとに氏神さまを祀った社があったりと。
 
東ティモールの土着宗教とはアニミズムのことです。
川、木々、岩など身近な自然に精霊が宿っていて、
それぞれが神聖な場所であるという考え方は日本に似ていて、
とても親しみを感じました。
 
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写真1枚目はキリストの心臓を運ぶ人々、
みんな冷静に見えて意外と興奮していました。
 
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2枚目は氏神さまを祀る社の守り人、
社を見ていると色々と説明してくれました。